一枚板で反りが発生しやすい樹種は?

一枚板を購入する際に気になるのが割れと反りです。どんな一枚板であったとしても無垢の状態は、割れと反りは付きものであり、割れや反りも含めて一枚板は楽しむものだと個人的には思っています。ただ、購入する立場からすると、どの樹種が反りやすいのかというのは気になるところです。様々な一枚板の販売店をめぐりながら、反りやすい樹種はどれなのか?を確認してきたので、以下にまとめておきます。

反りやすい樹種

コブ杢があるポプラ

コブ杢があるポプラ

反りやすい樹種として、いろいろと話を聞いてきた中で、候補に上がってきたのは以下の樹種でした。

  • バストゥーンウォールナット
  • ポプラ

一枚板の反りや割れは、原木の中に含まれる水分が外気の乾燥によって、外へ放出することによって発生すると言われています。通常一般的に販売されている一枚板の含水率は、10パーセントから15パーセントぐらいといわれており、含水率が高い一枚板ほど変形しやすいです。

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なのでどんな樹種であっても含水率が高ければ、乾燥した際に変形しやすいのと、含水率は計測する場所によっても値が異なるため、たまたま計測した部分が10パーセント前後の含水率だったとしても、反ったり、割れたりする事はあるそうです。

反らない板

反らない板、正確には反りにくい板かもしれませんが、それは厚みがある板とウレタン塗装が厚い板です。国内で販売されている一枚板の厚さは、6センチ前後が大半です。厚みが10センチなど、厚ければ厚いほど反りにくくなります。また、ウレタン塗装が厚ければ、無垢材の水分が外部へと蒸発しにくくなるため、反りの発生する割合は格段に下がります。

厚みがある板

反らない板は、厚みがある板です。厚さが厚ければ厚いほど反りにくいと言われています。国内で販売されている一枚板の厚さは、大体6センチ前後が多いです。厚さ10センチ以上の一枚板はほとんど見たことがありません。厚さが厚ければ厚いほど反りにくい反面、厚みが増す分、価格が高くなる傾向にあります。

ウレタン塗装が厚い板

反らない板としてもう1点あげるならば、ウレタン塗装が厚い板です。ウレタン塗装が厚いということは、原木に含まれる水分が外に出ていけないことから、板の変化が起こりにくくなります。ウレタン塗装も一枚板の厚みと同じく、塗装が厚くなればなるほど、価格が高くなる傾向にあります。ウレタン塗装が厚いということは、反りにくいという点と、割れ難いという点にも関連してきます。

「一枚板で反りが発生しやすい樹種は?」のご紹介は以上です。次に「無垢の一枚板が割れるとどうなる?割れやすい樹種や補正方法」について、ご紹介いたします。

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無垢材の特徴

一枚板を購入する際には、無垢材は、どの樹種にしようかと多くの方が検討されるかと思います。無垢材の樹種には、傷付きやすい樹種反りやすい樹種割れやすい樹種人気の樹種など、種類によって様々な特徴があります。

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一枚板購入時の基礎知識

一枚板が通常の家具と大きく違う点は、無垢材で出来ているということです。無垢材で出来ているという事は、割れや反りなどが発生する可能性があり、その変化も楽しめることが、通常の家具と異なる一枚板の特徴でもあります。割れたり反ったりした場合、修理してくれる家具店や一枚板専門店もありますが、もともと工務店などに対して一枚板を販売しているような材木店や銘木店は、「一枚板は、必ず変化するもの。」という前提条件のもと小売販売を行なう店舗も沢山あります。一枚板を購入するということは、割れや反りが発生するものという点を必ず理解した上で、購入する事がとても大切になってきます。自然のままの素材である無垢材で出来た一枚板は、「触れたり眺めたりすると自然のパワーを感じる。」という方もいれば、「世界にたった一つしかない完全オリジナルな家具。」という点に魅力を感じる方も多くいます。でも、そんな魅力的な一枚板を実際に購入しようとすると、「どこで購入できるのだろう?」、「どんな種類があるんだろう?」、「含水率って何?」、「割れや反りが発生しない一枚板って無いの?」、「価格が安い無垢材から自ら塗装まで仕上げられないの?」といった沢山の疑問が出てきます。一枚板を購入する側の立場で、いろいろと疑問に思った事などを自らの体験談をもとに、一枚板購入前の基礎知識としてまとめてみました。

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