オーダーステッキ専門店ラカッポの店内

オーダーステッキ専門店「ラカッポ」は、新木場駅から徒歩16分前後の場所にあり、店舗と倉庫に分かれています。店舗内には希少価値が高い銘木とステッキを中心に、ステッキで利用する象牙細工や数寄屋部材などがあります。オーナーの村山さんは、かつて京都の老舗銘木店で修業を積み、新木場に茶室を構えていた事から、他では見かけることができないワンランク上をいく様々な部材を間近で見ることができます。また自社製品だけでなく、他社製品も積極的に取り寄せていらっしゃいました。自社を知るためには他社を知ることはとても大切なマインドだと思います。

店内の様子

「今の日本の材木業界って何が駄目だと思う?」店内に入るなりいきなり本気の会話からスタート。「木は優れた生き物です。売ろうと思う感覚が強く表に出すぎると本質がブレていずれ行き詰まると思います。一つ一つ魅力を大事に引き出し発信してあげないと、樹齢が高い木ほど賢いので、人を寄せ付けずその場に居座ろうとする気がします。売る事に重点が置かれすぎていろいろいじられすぎている割には、木そのものの魅力について発信できている方ってとても少ないなぁ~と思うのが私の印象です。売上重視でいじりすぎて、木じゃなくなってしまっている商品もありますし。」っとご回答。村山さん笑ってましたけれど、突然来る不意打ちな本気の質問って、いきなり丸裸にされたような気分になります。。。

店舗に入って視界に入るのがこちらの鎧です。

オーダーステッキ専門店ラカッポの店内に飾られる鎧

オーダーステッキ専門店ラカッポの店内に飾られる鎧

鎧といえば、先日GACKTのマレーシアの自宅がテレビで紹介されていた際、新潟県上越市が上杉謙信をまつる「謙信公祭」にGACKTを招待した際にオリジナルで作ったという鎧が部屋に飾られていましたが、部屋に鎧といえば、村山さんかGACKTか?っと言葉には出さなかったですけれど、心の中で思っていました。

オーダーステッキ専門店ラカッポの店内に飾られる鎧

オーダーステッキ専門店ラカッポの店内に飾られる鎧

鎧の隣には黒柿のが飾られています。「これが黒柿?」っという見た目ですが、黒柿です。

オーダーステッキ専門店ラカッポの店内に飾られる鎧

オーダーステッキ専門店ラカッポの店内に飾られる鎧

オーダーステッキ専門店ラカッポの店内に飾られる鎧

オーダーステッキ専門店ラカッポの店内に飾られる鎧

鎧の周りにも「何だこれ!?」っと思う銘木が立掛けられています。もの凄い銘木の数々については、後にご紹介させていただく倉庫の中も含めた銘木にてご紹介させていただきます。

オーダーステッキ専門店ラカッポの店内に飾られる銘木

オーダーステッキ専門店ラカッポの店内に飾られる銘木

黒柿といえば孔雀杢 (くじゃくもく)

オーダーステッキ専門店ラカッポの店内に飾られる銘木

オーダーステッキ専門店ラカッポの店内に飾られる銘木

孔雀杢 (くじゃくもく)も美しいですが、向って左側にある黒柿の白太の入り方が、美しすぎるっと思って眺めてしまいました。自分の気持ちに合う木って、視界に入るとぞくぞくします。いつもこの不思議な感覚って何なんだろう?っと思ってしまいます。

孔雀杢が美しい黒柿

孔雀杢が美しい黒柿

孔雀杢と白太が美しい黒柿

孔雀杢と白太が美しい黒柿

材木業界の年間の取引高水位の変化など市場規模の変化なども把握させていただきました。「バイト探しはインディード」っというコマーシャルがありますが、あの会社はもともとアメリカのエンジニアたった2人で創業した会社です。年間の売上高を2人で500億円まで持っていった後に、事業譲渡を行なっています。特にITの世界は、組織がベストという時代はとっくに通り過ぎていて、スキルや自らビジネスモデルを描き実戦してきた経験があれば、たった一人でも巨大な売上を生み出すことができます。組織、特に日本の会社の事業計画を見ていると、人件費の割合が高すぎるため、雇用を守るための既存事業からの脱却が出来ないのが実情です。市場規模を伺うと、仕事柄様々な業界に携わっているため、脳裏にベンチマークが描かれてしまいます。

業界のお話、プライベートなお話をしながら、木取り、象牙細工、数寄屋部材、金糸楠木、銘木について確認させていただきましたので、順序だててご紹介させていただきます。

木取り

カシミールインドローズウッドのステッキ

カシミールインドローズウッドのステッキ

ラカッポでは、「木取りとは何か?」をとてもよく理解することができました。村山さんは、重厚長大(一枚板)が良いのではなく、その木の特徴を掴み、その木の魅力を最大限に引き出してあげることができる腕を持って材を扱うことができるかが一番大切な事であると力説していただきました。そして出会うことができた最高の木取りの数々を以下のページでご紹介いたします。

オーダーステッキ専門店ラカッポの木取り

象牙細工

象牙の彫刻

象牙の彫刻

オーダーステッキ専門店ラカッポの象牙細工です。歯医者さんで歯を削る際に使われるスケーラーなどの機械を利用せず、全て職人さんの手彫りです。象牙に触れる機会そのものが貴重ですが、二度と手に入らないような材料に対して、手で彫りを入れていく感覚もまた、木取りと同じく魂が宿っていく作業に感じました。

オーダーステッキ専門店ラカッポの象牙細工

数寄屋部材

栗の炉縁

栗の炉縁

オーダーステッキ専門店「ラカッポ」のオーナー村山さんは、かつては新木場で茶室を作り数寄屋部材の販売を手がけていらっしゃいました。店内では他では見かけることができない数寄屋部材もあります。私、虫食いがとても好きです。虫食い跡は、多くの生命が生きていた証であり、もの凄い沢山のエネルギーの集まりなのにも関わらず、無垢な状態であり謙虚な姿勢に不思議な魅力を感じてしまいます。

オーダーステッキ専門店ラカッポの数寄屋部材

金糸楠木

金糸楠木

金糸楠木

金糸楠木とは中国の貴重な埋もれ木です。私が木に興味を持ったきっかけが、10年以上付き合いがある中国人経営者の方から、中国から輸入した一枚板をいただいたのがきっかけで、この時から中国にある埋もれ木、金糸楠木のお話はよく伺っておりました。中国へ金糸楠木の一枚板を仕入れに行く際には一緒に来て欲しいとも言われているので、中国にもカメラを持って現地の様子を撮影しに行ってみたいと思います。オーダーステッキ専門店ラカッポ店内では、希少な金糸楠木を目の前で目の当たりにして触れることができます。

金糸楠木

銘木

ラカッポ店内の銘木

ラカッポ店内の銘木

オーダーステッキ専門店ラカッポの銘木です。普段見かけることができない様々な銘木の数々を目の当たりにすることができます。また銘木を見るだけでなく、それぞれの材の出所や木について深く突っ込んだお話ができるのがとても魅力です。村山さんのお話を伺っていると、もの凄い探究心の深さを感じます。難しい知識を自らの言葉で発信できる方は、いろいろな事を自ら調べている証でもあると思います。またお話を伺っていると、木について語っている中に数寄屋部材を扱う立場で感じた出来事などが織り交ぜられており、言葉の端々に木に対する想いが見え隠れしています。撮影した写真を整理しながら、本ページをまとめている最中、何度も「この木凄かったなぁ~」っと見返してしまいました。

オーダーステッキ専門店ラカッポの銘木

オーダーステッキ専門店「らかっぽ」を訪問

東京新木場にあるオーダーステッキ専門店「ラカッポ」を訪問してまいりました。朝9時に新木場で待ち合わせのお約束をオーナーの村山さんと事前にさせていただいたのですが、村山さんに迎えに来ていただくなんて図々しい事はできないので直接新木場の店舗を訪問。早すぎても失礼になると思い朝9時少し前に到着。夕方前に門前仲町へと場所を移動し、気が付けば時間は18時過ぎ。9時間以上お話をさせていただきました。詳細は以下のページでご紹介しています。

オーダーステッキ専門店「らかっぽ」を訪問

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