目次
木のいろはにほへと(わかりやすい木のお話し)
一枚板比較では、木を愛してやまない方々の為に、もっとわかりやすく”木のいろはにほへと”と題して、木について解説するコーナーを新設しました。
50年近くも木に携わって来た方(木喰虫さん)のお話しです。普段聞けないお話しも飛び出すかもしれません。
はじめに
伐採から原木について
木取りについて
原木の製材について
板について
角材について
柾目について
杢目について
板の仕上げについて
木・板購入時の注意点
初めての一枚板購入
木喰虫さんの酔話
木喰虫さんの酩酊酔話(めいていすいわ)終章
現在、各市場から原木を買い挽き出す業者は、年々少なく、挽いた後、製品まで養生、乾燥を含めると、長い年月がかかり、今の若い人は、この部分だけ取ってもあまり好まず、遠ざかる嫌いがあります。
製品の売り買いは、勝負が早く、経済的リスクが少ない為、この部分に人気が集中している状況です。
また製材所も年々少なくなってきていて、それを支える職工・鋸の目立業の高齢化が進行している事が現実です。”利は元原点に有り”の格言通り、立木はともかく、原木からもう一度再考する事をすすめます。
例ですが、昔から立木が1本10万円だとすると、倒した原木は20万円で売買され、製材された板類・盤類は、30万円になり、完成商品になると50万円になるのは、昔からの比率です。すべてのリスク・経費・原価から割り出すと、今も比率はおおよそ変わりません。ですから一般の方々、木を愛する木工芸の方々も含めて、原木から入門する事を強くお勧めします。
少しでも木の流通の中に身を置くと、今まで見えなかった木の魅力を新発見出来ます。
立木に始まり、製材まで木に関する事を上記の”木のいろはにほへと(わかりやすい木のお話し)”にて述べさせていただいております。
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