一枚板の購入検討のため、家具蔵一枚板ギャラリー青山を訪問してきました。一生に一度の唯一無二な一枚板を求めて、様々な店舗に足を運んでいるのですが、一言で「一枚板」といっても、各店舗で様々な特徴があります。一枚板の購入検討とあわせまして、家具蔵一枚板ギャラリー青山を撮影してきましたのでご紹介させていただきます。
家具蔵一枚板ギャラリー青山
家具蔵一枚板ギャラリー青山は、東京メトロ銀座線、半蔵門線、千代田線の表参道駅B1出口を出てから徒歩1分ほどの場所にあります。家具蔵表参道店に併設したハウススタジオ青山の建物とは別の建物に一枚板ギャラリーがあり、表参道店のスタッフの方に、「一枚板の購入に来たんですけれど。」と声をかけると、一枚板ギャラリーへと案内してくれます。
特徴
家具蔵一枚板ギャラリーと他の一枚板専門店との大きな違いは以下の点です。
- 一枚板の樹種とまったく同じ樹種でテーブルの脚を作ってくれる。
- 一枚板の注文すると一旦工場へ行き、綺麗に仕上げられ、脚を接続してからの納品となるため、納品まで3ヶ月の期間がかかる。
- 一枚板の在庫とあわせて、ブックマッチ、二枚接ぎ、三枚接ぎのテーブルが充実している。
では、実際に店内を撮影させていただきましたので、ご紹介させていただきます。
店内の様子
こちらは、家具蔵一枚板ギャラリー青山の入口です。
入口前は、一般家庭にあるようなリビングのようなイメージになっています。
店内に入るとフローリングの上に展示された一枚板がディスプレイされています。
こちらはトチのブックマッチテーブルです。
一枚板は、原木から一枚の板を切り出し出来上がったテーブルなのに対して、ブックマッチ、二枚接ぎ、三枚接ぎのテーブルとは、同じ原木から切り出した無垢材を綺麗につなぎあわせたテーブルになります。
テーブルの上から見ると、つなぎ目が見えないのですが、横からみるとテーブルの中央付近で、2枚の板が組み合わさっているのが確認できます。
まさに職人技といった仕上がりです。
トチのテーブルの側には、大きな板が展示販売されていました。
テーブルの脚は、天板とまったく同じ樹種で作ってくれるそうです。ウォールナットのテーブルであれば、ウォールナットの脚。トチのテーブルであれば、トチの脚。ゼブラウッドのテーブルであれば、ゼブラウッドの脚が付くといった感じです。
また、脚の加工には2種類あり、角があるタイプと、角が取れて丸みがあるタイプになります。
丸みがある角のテーブルの脚であれば、足の小指をぶつけても大丈夫っとのことでした。
店内の奥へと進んでいくと、一枚板の在庫があります。それぞれの列において、一番手前が一枚板で、2枚目以降がブックマッチ、二枚接ぎ、三枚接ぎの板となっていました。
輸入ものの一枚板は、ブビンガ、ゼブラウッド、サペリ、ウォールナットなどがメインでした。
私はまずはゼブラウッドの購入検討をしているので、ゼブラウッドの在庫を見せていただきました。
展示されている天板に付いている価格は、4本の脚と価格、仕上げ塗装の価格が含まれた内容となっていました。
しかし、一枚板購入検討で、様々なお店を巡っていると、一枚だけでなく、二枚、三枚、四枚と欲しくなってしまいます。
ブックマッチ、二枚接ぎ、三枚接ぎのテーブルの購入であれば、家具蔵一枚板ギャラリー青山の在庫はかなり充実していました。
店舗情報
- 店舗名:家具蔵一枚板ギャラリー青山
- 住所:〒107-0062 東京都港区南青山5-9-5
- 電話:03-3797-1700
- 営業時間:10:30~19:30
- 定休日:年末年始
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一枚板販売店訪問記
一枚板販売店訪問記では、実際に訪れた一枚板を販売している家具店、一枚板専門店、材木店・銘木店についての情報をまとめています。実際に様々な店舗を訪れたり、インターネットを通じて一枚板を購入してみるとなぜか感じるのが、販売店によって一枚板に特徴があるという点です。その特徴が具体的に何なのか?という点を分かりやすく説明するのは難しいのですが、一枚板を販売する気持ちや想いの特色が、一枚板に乗り移っているような感覚が私にはあります。一枚板は唯一無二な全てが一点モノの無垢材という点は、一枚板を販売する世界中にあるお店に共通する点ですが、訪れる店舗によってそのお店の特徴が出るのは、一枚板を仕入れたり、作り上げたり、販売したりする人の気持ちや考え、方針の違いのためなのだと思います。本ページは、一枚板を購入する側の立場で、実際に訪れた店舗にて、写真撮影をさせていただいております。お店に訪れる前の雰囲気の確認などでご活用ください。