東京都江東区にある1952年創業の株式会社角重(かくじゅう)さん(※以下、敬称略)を訪問してきました。株式会社角重の業務内容は、総合住宅資材販売、一般建築設計企画施工、リフォーム/リノベーションの設計施工、オーダメイド家具等設計施工、店舗の企画設計施工、建物改修工事企画施工、一枚板天板の販売、木工品等の設計製作、木工教室の開催、看板等の設計施工、オーダーキッチンの設計製作、家具のメインテナンス、その他住宅に係ること全般と多岐に渡ります。株式会社角重は、木材業が主軸の事業ではあるのですが、住宅の建築、リフォームから家具製造まで自社で資材供給しながら、コストを抑えて販売する事が出来る点が一番の強みです。通常、外注に委託する工程が全て自社工場で完結できる事は、もの凄いコストパフォーマンスです。主に東京23区や関東圏にお客様が多い地域密着型での実績が多いとの事だったのですが、ご依頼が入れば日本全国どこへでも対応されていらっしゃるそうです。店内には一枚板も保管されており、お客様からのご要望があれば、一枚板の製造販売も行っています。まさに何でも出来る材木屋さんであり、何でも出来るがゆえに材を余すところなく無駄なく、とっても大切に使われている事が今回の取材でとてもよく伝わってきました。ところで角重という名前、もの凄い印象に残りやすいのですが、どの様な由来があるのか確認させていただいたところ、先代の名前から「重」、材の「角」を組み合わせ「角重」となったそうです。都心の街中にある老舗だけに、色々と興味深くお話を聞かせていただきながら会社を案内していただきました。
株式会社角重
株式会社角重は、本社、ウッドショップ角重、平井スタジオ(木工所)の拠点があります。今回訪問させていただいたのは、ウッドショップ角重、本社に隣接する材木倉庫、平井スタジオ(木工所)になります。また、2023年10月22日(土曜日)、22日(日曜日)に都立木場公園イベント広場で開催される第40回木と暮らしのふれあい展にも参加されるとの事でお誘いいただき、合わせて訪問させていただきました。詳細について以下のページでまとめています。