中尊寺の不動堂です。お堂の中には不動明王が祀られています。不動明王は大日如来の使いとなって働く役割を担っています。不動とはゆりぎない悟りの心です。背中に燃えさかる炎は煩悩を焼きつくす知恵の炎です。足元の大きな岩は、煩悩を踏みつぶす姿を現しています。右手の知剣は、貧、瞋、痴という三種類の煩悩を滅ぼし、左手の羂索は降参しない者を縛って仏の世界に引き上げるための綱を表しています。悪い心を打ち砕く恐ろしい表情の一方で、左に垂れた弁髪には子を思う母のような慈悲の心が表されています。両脇には不動明王の死後をを手伝う二人の少年がひかえています。厳しさと優しさを兼ねそろえた不動明王は、強い意志で何事かを成し遂げようと願う人たちの頼もしい味方となってくれます。不動明王のマントラは、ナウマク サマンダ バサラナン センダマカロシャナ ソハタヤ ウンタラタ カンマン。激しい大いなる怒りの姿を示される不動明王様。迷いを打ち砕き、障りを除き、祈願を成就せしめたまえという意味です。
不動堂（中尊寺）
不動堂（中尊寺）
不動堂（中尊寺）
不動堂（中尊寺）
不動堂（中尊寺）
不動堂（中尊寺）
不動堂（中尊寺）のご紹介は以上です。次は大日堂（中尊寺）をご紹介いたします。大日堂（中尊寺）
さんもく近江銘木（株）を訪問
岩手県一関にあるさんもく近江銘木（株）を訪問してきました。訪問取材とあわせ、一関木材流通センター、世界遺産の中尊寺、毛越寺、達谷窟毘沙門堂、奇跡の一本松、古民家カフェまんまるや（cafe manmaruya）、cafe徳蔵、AKG Sound Design（AKG工房）もあわせて訪問してきました。詳細は以下のページでまとめています。