青森ヒバは、日本固有の樹種(国産材)で、木曽桧、秋田杉と並んで日本の三大美林の一つです。香りが強い樹木としても有名で、青森ヒバの香りを言葉で表すのはとても難しいのですが、木の油成分から発生する香りという印象があります。青森ヒバは、抗菌効果、精神安定効果、防虫効果、消臭・脱臭効果などがあり、一枚板に限らず建具や家庭内用品の材料としても人気があります。青森ヒバのチップは、クローゼット、タンス、カバン、車、下駄箱、靴の中などに入れて、抗菌、消臭、虫除けなどとしても利用される事があります。
アオモリヒバ(青森ヒバ)
概要
アオモリヒバ(青森ヒバ)の概要です。
- 産地:日本(青森県)
- 科・属:ヒノキ科アスナロ属
- 樹形:針葉樹
- 気乾比重:0.41~0.45
一枚板
さんもく近江銘木(株)で撮影させていただいたアオモリヒバ(青森ヒバ)の一枚板です。青森ヒバには珍しく、複雑な杢目をしています。
上記内容は、家具店、一枚板専門店、材木店、銘木店で得られた情報や、実際に購入した端材、古材、一枚板を手にした時の個人的主観でまとめている情報などが含まれております。木の種類についてより詳しい内容を知りたい場合は、市販の樹種事典を参考にされることをおすすめいたします。
木の種類
無垢材(一枚板、古材、端材)に利用される木の種類を外材、唐木材、国産材別に以下のページから確認できます。