ブラックウォールナットとは、いわゆるアメリカ原産のウォールナットの事になります。ウォールナットにブラックが付いた名前なので、ウォールナットよりも更に黒いウォールナットなのか?と思ったのですが、ウォールナットとブラックウォールナットは、まったく同じ種類になることを材木店・銘木店で教えていただきました。
目次
ブラックウォールナット
概要
ブラックウォールナットの概要です。
- 産地:アメリカ東部、カナダ
- 科・属:クルミ科
- 樹形:広葉樹
- 気乾比重:0.57~0.63
ウォールナットとブラックウォールナットの違い
ウォールナットとブラックウォールナットの違いってなんだ?と一枚板の無垢材を購入する際に思ったのですが、ウォールナットとブラックウォールナットはまったく同じ種類のウォールナットになります。部屋のインテリアにウォールナットをあわせる際の色味については、以下のような雰囲気なので、ウォールナット(ブラックウォールナット)よりも更に黒い雰囲気のウォールナットを選定する際には、クラロウォールナットがおすすめで、少し明るい雰囲気のウォールナットにしたい場合は、ヨーロピアンウォールナットがおすすめだと思います。ただし、ヨーロピアンウォールナットは高価な無垢材なので、無垢な雰囲気を残しつつ、明るい雰囲気の樹種を選定するのであれば、モンキーポッドもおすすめです。
ウォールナットの種類
ウォールナットは、ブラックウォールナット、ハインズウォールナットとも呼ばれます。アメリカオレゴン州産のウォールナットは、オレゴンブラックウォールナットと呼ばれています。
ウォールナットの杢目の種類
ウォールナットに出る杢目は以下の種類があります。
上記内容は、家具店、一枚板専門店、材木店、銘木店で得られた情報や、実際に購入した端材、古材、一枚板を手にした時の個人的主観でまとめている情報などが含まれております。木の種類についてより詳しい内容を知りたい場合は、市販の樹種事典を参考にされることをおすすめいたします。
ウォールナット(ウォルナット)の一枚板
ウォールナットは、一枚板の木の種類の中では一番人気が高い外材になります。椅子やタンスなどインテリアに利用される木材の多くがウォールナットであることから、ウォールナットは人気の樹種となっています。ウォールナットの一枚板を探していると、「ウォールナットって、一体何種類あるんだ?」と思うぐらい沢山のウォールナットを見かけます。インターネットを利用して、ウォールナットの一枚板を探しているなかで見かけた名前を列記すると、ブラックウォールナット、オレゴンブラックウォールナット、ハインズウォールナット、クラロウォールナット、バストゥーンウォールナット、ヨーロピアンウォールナッナットっと、もはやなんだか沢山の種類があってよく分かりません。そしてしかも、パプアニューギニアウォールナットっという樹種も存在するのですが、ウォールナットがクルミ科なのに対して、パプアニューギニアウォールナットは、ウルシ科の樹種となるため、ウォールナットとは全然別の種類となってきます。本ページでは、沢山あるウォールナットの種類を一つ一つ紐解きながら、その違いや特徴などについてまとめています。
木の種類
無垢材(一枚板、古材、端材)に利用される木の種類を外材、唐木材、国産材別に以下のページから確認できます。