木場(きば)と林場(りんば)の違いについてご紹介いたします。
木場(きば)と林場(りんば)の違いについて
木場(きば)と林場(りんば)の違いについては、お近くの材を扱う店の看板を注意してみると、違いが分ります。今日では、○○商店、○○会社もありますが、必ず専門に得意に扱う品名が看板横には書かれています。
写真で追う川上から川下まで。
川上
中間
川下
湿気を嫌う為や、乾燥を手伝う為、天窓(てんまど)や風の流れなどを計算して、倉庫を造ります。昔から、南から北へ風が上手く抜ける道を造る管理が良く、逆に東から西へ風が抜けるのを嫌います。
木場(きば)とは
木場(きば)とは、木材を管理する置場・土場(どば)の事を指します。
林場(りんば)とは
林場(りんば)とは、木材・竹類を立て付けして置く場所の事を指します。また、林場の下に敷く角材(直接上に当たらないようにする為)や、桟木(さんぎ)を林(りん)と言い、林場から来た言葉です。
木場(きば)と林場(りんば)の違いのご紹介は以上です。続いて銘木の定義をご紹介いたします。
はじめに
木のいろはにほへと(わかりやすい木のお話し)を始めるにあたり、立木(たちぎ、りゆうぼく)、材木(ざいもく)屋と木材(もくざい)屋の違い、木場(きば)と林場(りんば)の違い、銘木とは?銘木の定義、木材の欠点、木材の欠点、節についてをご紹介いたします。
”木のいろはにほへと”わかりやすい木のお話し
一枚板比較では、木を愛してやまない方々の為に、もっとわかりやすく”木のいろはにほへと”と題して、木について解説するコーナーを新設しました。
50年近くも木に携わって来た方(木喰虫さん)のお話しです。普段聞けないお話しも飛び出すかもしれません。