瀬尾木材有限会社1階の入口を入った正面に緑の階段があり、その階段を登った先に2階一枚板販売コーナーがあります。1階の一枚板販売コーナーは、桟積みされた一枚板や立てかけられた一枚板の中から気に入った商品を探すスタイルですが、2階にある一枚板販売コーナーでは、テーブル状にセットされた一枚板の中からお好みの一枚板を選ぶことができます。
一枚板販売コーナーの様子
瀬尾木材有限会社1階の入口を入った正面奥に見える緑の階段の先に、2階一枚板販売コーナーがあります。
まず階段を上がりきった正面にさりげなく展示されている栃(トチ)の瘤杢です。2枚在庫があり、両方とも見せていただいたのですが、これまたかなり魅力的でした。
こちらはメープルの一枚板です。楽器を作る方がこの辺りの材を購入しに訪れるというお話を受けました。
そして2階階段を登りきった先にある一枚板の展示販売コーナーです。
何が凄いって、遠目からも目に入るこの玉杢です。
タモの玉杢はとても好きで、玉杢が付いたタモの端材を購入して、自宅で眺めることがあったのですが、この玉杢は凄すぎです。
やはり、何も塗装がされていない素の状態で一枚板を確認できるのも、とても魅力的です。
「タモの玉杢が入った柱も見ます?」っということで見せていただいたタモの柱がこちら。
この長さで、上から下まで玉杢ビッチリ入ってます。「凄い」という言葉しか出てきません。
他にも水目、山桜、ウォールナット、栓(セン)の一枚板が展示販売されていました。
2階で凄かったのがこちらの水目の虎斑。
もっと幅が広い実用サイズは全て完売してしまったとのことなのですが、こんな凄い虎斑、実用サイズならあっという間に売れてしまって当然。。。っと思ってしまいました。
ただただ凄い。それだけです。
2階の一枚板販売コーナーから1階を見た様子です。私が気になった桟積みされた一枚板がこの写真の中に含まれています。また次回、行かなくては。
やはり一枚板の購入検討は、実際に店舗を訪れ、実物を確認するのが一番です。
次に瀬尾木材有限会社へのアクセス情報について、以下のページでまとめています。
瀬尾木材有限会社を訪問
一枚板の購入検討のため、新木場にある瀬尾木材有限会社を訪問してきました。今まで家具店、一枚板専門店をメインに回ってきたのですが、最近は材木店・銘木店を訪れる機会の方が増えてきました。理由は二つで、価格が安いという点と、塗装する前の一枚板のありのままの姿を確認することができる点です。家具店、一枚板専門店にディスプレイされている一枚板テーブルは、ウレタン塗装で仕上げられた一枚板テーブルが販売されていますが、塗装する前の一枚板の姿が美しければ美しいほど、最終仕上がり後の一枚板は間違いなく美しいという感覚が芽生えてしまいました。また、材木店・銘木店の方々は専門知識がとても豊富で、一枚板の話をしていてとても楽しいという点も材木店・銘木店を訪れる機会が増えたきっかけでもあると思います。材木店・銘木店で専門的な知識を身につけて、家具店、一枚板専門店を訪れると、また違った目線で一枚板の購入検討ができるのでは?と思っている自分自身もいます。
新木場で一枚板が購入できるお店
木材の町、新木場。沢山の材木屋や銘木屋があるのですが、どこのお店に足を運んだら一枚板が購入できるのかイマイチよく分からなかったので、実際現地に足を運び、一枚板を購入できる店舗を確認してきました。新木場で一枚板を販売する店舗の多くが、高く桟積みされた状態で一枚板を販売している店舗が多いため、一枚板を購入しに新木場へ訪れる際には、あらかじめ訪問する店舗に、希望の樹種、サイズを伝えておいた方が、ジックリと希望の一枚板を選定することができます。
一枚板販売店訪問記
一枚板販売店訪問記では、実際に訪れた一枚板を販売している家具店、一枚板専門店、材木店・銘木店についての情報をまとめています。実際に様々な店舗を訪れたり、インターネットを通じて一枚板を購入してみるとなぜか感じるのが、販売店によって一枚板に特徴があるという点です。その特徴が具体的に何なのか?という点を分かりやすく説明するのは難しいのですが、一枚板を販売する気持ちや想いの特色が、一枚板に乗り移っているような感覚が私にはあります。一枚板は唯一無二な全てが一点モノの無垢材という点は、一枚板を販売する世界中にあるお店に共通する点ですが、訪れる店舗によってそのお店の特徴が出るのは、一枚板を仕入れたり、作り上げたり、販売したりする人の気持ちや考え、方針の違いのためなのだと思います。本ページは、一枚板を購入する側の立場で、実際に訪れた店舗にて、写真撮影をさせていただいております。お店に訪れる前の雰囲気の確認などでご活用ください。