アイアンウッドは、別名ウリン、ブリアン、タブリンなどと呼ばれる樹種です。クスノキ科の常緑広葉樹で、原産国はインドネシアやマレーシアといった東南アジアがメインとなります。アイアンウッドと呼ばれる名前の通り、鉄のように硬く重たい木としても有名です。気乾比重は、1.0前後とされており、黒檀と同等かそれ以下になる重たい樹種です。重硬で耐朽性の高い樹種であることから、橋、外壁、ウッドデッキなどにも利用されています。心材は赤やオレンジに近いような褐色で、辺材は少し黄色がかった明るいオレンジに近いような褐色をしています。
アイアンウッド(ウリン)
概要
アイアンウッド(ウリン)の概要です。
- 産地:東南アジア
- 科・属:クスノキ科
- 樹形:広葉樹
- 気乾比重:0.92~1.04
一枚板
以下は、アトリエ木馬横浜店で撮影させていただいたアイアンウッド(ウリン)の一枚板です。
上記内容は、家具店、一枚板専門店、材木店、銘木店で得られた情報や、実際に購入した端材、古材、一枚板を手にした時の個人的主観でまとめている情報などが含まれております。木の種類についてより詳しい内容を知りたい場合は、市販の樹種事典を参考にされることをおすすめいたします。
木の種類
無垢材(一枚板、古材、端材)に利用される木の種類を外材、唐木材、国産材別に以下のページから確認できます。