一枚板の価格相場について

一枚板の購入にあたり、価格がピンからキリまであり、一体市場価格はどこにあるのか？が知りたいために、市販されている一枚板の販売価格がサイズによって、どれぐらいの価格なのかについて調べてみました。今回調査を行なっている一枚板の木の種類は、ブビンガ、黒檀、ウォールナットの3種類になります。

ブビンガの価格相場

ブビンガについて

ブビンガは、アフリカの熱帯雨林に生息する広葉樹です。耐久性にとても優れた無垢材で、虫の被害になりにくい無垢材でもあります。一枚板以外では、家具、ドア、彫刻から、日本の和太鼓にも利用されている無垢材になります。ブビンガは、一枚板の無垢材の種類の中では、三番目に人気が高い種類となります。

ブビンガ

価格相場

ブビンガは、杢目が美しく、長さが2メートル、巾が1メートル、厚さが5センチを越すサイズになると、一気に値段が跳ね上がり、100万円を越す価格帯になってくる商品が目立ちます。長さが2メートル以下で、巾が1メートル以下になってくると、杢目にもよりますが、価格が一気に下がっている商品が目立ちます。日本国内で見かけるブビンガの一枚板の厚さは、ほとんど全てが5センチ以下です。5センチ以上のブビンガの一枚板は、長さ、巾に関係なく、かなり貴重な種類になってくるはずです。厚さ5センチ以上のブビンガの一枚板は、日本国内では見かけることがないため、価格相場は不明となってきます。

コクタン（黒檀）の価格相場

コクタン（黒檀）について

コクタンは、渋い色味に落ち着きを感じる杢目をした無垢材になります。古来より家具、仏壇、仏具、建材から、バイオリンなどの弦楽器の材料としても親しまれてきています。主な原産国は、インド、スリランカ、インドネシア、ラオス、ベトナムからアフリカ全土に分布する無垢材となります。特にアフリカのコクタンは国の規制が厳しく、ワシントン条約の附属書Ⅱに登録されていることから、国の許可が無い状態で、アフリカ国外への輸出に制限がかけられている貴重な無垢材となります。コクタンを日本国内に輸入する際には、国の許可が必要となってくるため、取引に実績がある企業でなくては、輸入することができません。

価格相場

コクタンの一枚板は希少価値が高く、日本国内で見かける機会は稀です。現在市場に存在する数少ない一枚板の販売価格を調べてみると、長さ：2630mm、巾1000mm、厚さ85mmで1,099,000円という価格の商品があります。コクタンの一枚板は希少価値が高いことから、今後ますます入手しずらく、価格が高騰してくる可能性があるので、お値打ち価格の一枚板を見つけた場合は、早めに入手しておいた方が後々、得をするかもしれません。

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ウォールナットの価格相場

ウォールナットについて

一枚板の無垢材として利用されるウォールナットの特徴についてのご紹介です。ウォールナットは、クルミ科の落葉広葉樹になります。アメリカ東部全域や、アメリカ中部などに生息しています。美しい光沢がある無垢材であることから、一枚板でもとても人気が高い高級感ある無垢材になります。衝撃に強い無垢材であるため、一枚板以外にも、床、ドア、楽器など利用用途がとても広い無垢材になります。ウォールナットは、一枚板の無垢材の種類の中では、一番目に人気が高い種類となります。

ウォールナット

価格相場

ウォールナットの一枚板は、流通しやすく入手しやすいことから、他の無垢材と比較して、板のサイズ変動による価格の変動の幅が少ないのが特徴です。流通しやすいということは、一枚板を販売する業者も入手しやすく、相場価格が安定しているのかもしれません。どの一枚板もそうですが、サイズが大きさ、杢目の美しさによって値段があがっていきます。また、ウォールナットの一枚板は、厚さ60センチを越えるサイズの商品がなかなかないことから、長さや幅が短くても、板の厚さによって価格が上がる傾向があります。

一枚板とは？

一枚板とは、樹齢数百年する一本の木から、無垢材を切り出し、つなぎあわせることなく出来上がった一枚のテーブルのことを呼びます。世界にたった一つしか存在しない唯一無二という希少価値が高いという点が大きな魅力です。一枚板の魅力、できるまでの工程、仕上げ塗装についてご紹介します。