ブラックアンドホワイトエボニーは、斑入黒檀とも呼ばれ白と黒の幾何学模様が大変美しい樹種になります。白と黒の境界線はとても明確で、まるで白い紙に黒い筆を使って墨を描いたような模様をしています。自然界においては、黒檀の種類の中では最も大きく成長する種類で、全長は最大35メートルという記載があります。ただし、直径はあまり大きくならず、成長しても最大で3メートルまでとの記載が海外の文献には記載されています。写真は私の手元にあるブラックアンドホワイトエボニーの写真になります。とても興味深い黒檀です。 ブラックアンドホワイトエボニー(斑入黒檀)は、白と黒の乱模様がとても綺麗な樹種です。こちらは、白と黒の乱模様の中に出るブラックアンドホワイトエボニー(斑入黒檀)のスポルテッドです。
ブラックアンドホワイトエボニー(斑入黒檀)
概要
ブラックアンドホワイトエボニー(斑入黒檀)の概要です。
- 産地:タイラオス
- 科・属:カキノキ科カキノキ属
- 樹形:広葉樹
- 気乾比重:1.15
コクタン(黒檀)の種類
黒檀の種類は、カキノキ科カキノキ属の中に含まれるインド黒檀(真黒・本黒檀)、セイロンエボニー(真黒・本黒檀)、青黒檀(本黒檀)、カメルーンエボニー(真黒)、マダガスカルエボニー(真黒)、縞黒檀、カリマンタンエボニー、アマラ黒檀、ブラックアンドホワイトエボニー(斑入黒檀)、琉球黒檀(八重山黒檀)と、マメ科に含まれるアフリカンブラックウッドに分類されてきます。整理すると以下の内容となります。
カキノキ科カキノキ属の黒檀
マメ科の黒檀
上記内容は、家具店、一枚板専門店、材木店、銘木店で得られた情報や、実際に購入した端材、古材、一枚板を手にした時の個人的主観でまとめている情報などが含まれております。木の種類についてより詳しい内容を知りたい場合は、市販の樹種事典を参考にされることをおすすめいたします。
木の種類
無垢材(一枚板、古材、端材)に利用される木の種類を外材、唐木材、国産材別に以下のページから確認できます。