アマラ黒檀は、ミャンマー、マレーシア、タイ、カンボジア、ベトナム、インドネシア、フィリピンなど東南アジアを中心に生息しています。黒檀の仲間の中では全長高く成長する木で、海外の文献を読んでいると35メートルの高さまで成長するとの記載があります。心材は、黒色と赤茶色の縞模様が特徴で、辺材は赤みを帯びた茶色をしています。
アマラコクタン(アマラ黒檀)
概要
アマラコクタン(アマラ黒檀)の概要です。
- 産地:東南アジア
- 科・属:カキノキ科カキノキ属
- 樹形:広葉樹
- 気乾比重:1.10
コクタン(黒檀)の種類
黒檀の種類は、カキノキ科カキノキ属の中に含まれるインド黒檀(真黒・本黒檀)、セイロンエボニー(真黒・本黒檀)、青黒檀(本黒檀)、カメルーンエボニー(真黒)、マダガスカルエボニー(真黒)、縞黒檀、カリマンタンエボニー、アマラ黒檀、ブラックアンドホワイトエボニー(斑入黒檀)、琉球黒檀(八重山黒檀)と、マメ科に含まれるアフリカンブラックウッドに分類されてきます。整理すると以下の内容となります。
カキノキ科カキノキ属の黒檀
マメ科の黒檀
上記内容は、家具店、一枚板専門店、材木店、銘木店で得られた情報や、実際に購入した端材、古材、一枚板を手にした時の個人的主観でまとめている情報などが含まれております。木の種類についてより詳しい内容を知りたい場合は、市販の樹種事典を参考にされることをおすすめいたします。
木の種類
無垢材(一枚板、古材、端材)に利用される木の種類を外材、唐木材、国産材別に以下のページから確認できます。