一枚板のメリットとデメリット

一枚板テーブルを購入する初心者だと、「一枚板テーブルは、一般的な家具と異なり自然の無垢感がある価格が高いテーブル。」ということぐらいしかイメージが無いと思います。私も一枚板を初めて購入する際には、それぐらいの知識しかありませんでした。でも、一枚板は、一般的に販売されている家具と異なり、反ったり割れたりする可能性がとても高いというリスクがあります。でもそれとは裏腹に、全ての商品が世界に一つしか存在しないという希少価値の高さがあります。一枚板テーブルを購入する前には、メリット、デメリットを認識した上で購入するのがおすすめです。



一枚板とは

一枚板とは、樹齢数百年する一本の木から、無垢材を切り出し、つなぎあわせることなく出来上がった一枚のテーブルのことを呼びます。世界にたった一つしか存在しない唯一無二という希少価値が高いという点が大きな魅力のテーブルです。

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メリット、デメリット

一枚板にはメリットもあれば、デメリットもあります。特に私のように、初めて一枚板を購入しようと検討されている方は、デメリットの部分を十分に理解しておいた方が無難です。

メリット

一枚板は、希少価値が高いというのが最大の魅力ですが、他にも以下のようなメリットがあげられます。

  • 世界に一つしかない完全な一点モノで資産価値が高い。特に直径が90センチを超える幅が広い樹種は、国産の樹種においては2018年時点において、あと4年、5年すると市場に出回らなくなるとされている。
  • 国産の樹種だと直径が90センチを超えるものは樹齢が200年とされている。黒檀など希少価値が高い樹種になると、直径が20センチ成長するのに200年近くかかるとされており、高級木材として扱われており、更に希少価値が高くなる。
  • ワシントン条約のサイテス(CITES)レベル2、レベル1の登録により国際間取引の規制により希少価値がますます高等する可能性がある。
  • 一枚板に加工される以前に、2年から10年もの乾燥期間をかけて手間隙がかけられている。
  • 天然木の自然のぬくもりを感じることができる。
  • デザイン性がとても高い。
  • 部屋や家具などインテリアにあわせやすい。
  • 購入時は高価でも、維持費用がかからない。
  • 年月の経過とともに更に希少価値が高まっていく。
  • 天然の木を利用しているため、自然の癒しやぬくもりを感じる。
  • 孫の世代を超えて、何世紀も使うことができる。

デメリット

一枚板のメリットを沢山記載しましたが、逆に以下のようなデメリットも存在します。

  • 気乾比重の値が高い無垢材ほど重いため、一度設置した後の移動が面倒な場合がある。
  • 大きなサイズとなってくる場合、リビングに配置できたとしても玄関に入らない場合がある。大きな一枚板を購入した場合は、同サイズのダンボールなどを利用して事前の搬入チェックを行なっておく必要がある。
  • 希少性が高かったりサイズが大きかった場合、とても高額になる場合がある。
  • サイズが大きくなればなるほど、専門の職人でなくては加工ができない。
  • 無垢材のままや、オイル塗装の場合は、テーブルにシミや汚れが付く場合がある。
  • キズが付きやすい。
  • 割れや反りが発生する可能性が高い。

一枚板の購入で一番気になるのは、割れや反りだと思います。ただし、無垢材一枚板を購入することは、割れや反りは発生するものです。割れや反りが発生するのは当たり前と思って、一枚板の購入検討を行なうのが本来あるべき姿のように感じます。

ただし、少しでも割れや反りを避けたいと思う場合は、必ず含水率が15%以下で限りなく0%に近い一枚板を購入することが必須です。なぜ含水率が15%以下でなくてはならないかの理由については、以下のページでまとめています。

関連記事:一枚板の含水率の理想値と反りや割れが発生する原因

また、一枚板を購入する際には、事前にある程度割れや反りが発生しずらい一枚板を見分ける知識を身につけておく必要があります。詳細については、以下のページでまとめています。

関連記事:反りや割れが発生しない一枚板の見分け方

購入場所のメリット、デメリット

一枚板が購入できる場所は、材木店、工務店、家具店、一枚板専門店に分かれてきます。一枚板が購入できるそれぞれの場所でもメリット、デメリットがあるのでご紹介いたします。

材木店で一枚板を購入する際のメリット、デメリット

材木店で一枚板を購入する際の魅力は、価格が安いという点です。ただし、価格が安ければ安いほどデメリットとなるポイントも隠されていたりもします。実際に材木店から様々な一枚板を購入してきて感じたメリット、デメリットについて以下にまとめます。

関連記事:材木店で一枚板を購入する際のメリット、デメリット

工務店で一枚板を購入する際のメリット、デメリット

工務店で一枚板を購入する際の魅力は、新築やリフォーム時など、一枚板を設置したい場所の間取りにあわせて、部屋と一体感のある一枚板を選定できるという点です。材木店や一枚板の専門店の中には、工務店とつながりがあり、工務店を紹介してくれるような場所もあります。工務店で一枚板を購入する際のメリット、デメリットについて以下にまとめます。

関連記事:工務店で一枚板を購入する際のメリット、デメリット

家具店で一枚板を購入する際のメリット、デメリット

家具店で一枚板を購入する際の魅力は、椅子、タンス、テレビボードなど、部屋に設置する様々な家具とあわせやすいという点です。また、材木店で購入する一枚板と異なり、納品して直ぐにテーブルとして利用できるように完全に仕上がっています。ただし、家具店の一枚板は、家族4人が座ってもゆとりがでるような幅90センチ以上のサイズとなってくると、安くても10万円台からになるところが多いので、材木店と比較した場合には割高となってきます。少しでも安く一枚板を家具店から購入したい場合は、幕張メッセや東京ドームなどで開催されている家具のイベントなどに参加すると、価格が安い一枚板にめぐり合うかもしれません。

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一枚板専門店で一枚板を購入する際のメリット、デメリット

一枚板専門店で一枚板を購入する際の魅力は、豊富な在庫の中から、自分にあった一枚を見つけることができる点です。また、材木店で購入する一枚板と異なり、納品して直ぐにテーブルとして利用できるように完全に仕上がっています。ただし、一枚板専門店の一枚板は、家族4人が座ってもゆとりがでるような幅90センチ以上のサイズとなってくると、安くても10万円台からになるところが多いので、材木店と比較した場合には割高となってきます。しかし、板としての希少価値が高く、完成度も高い商品が多く販売されています。

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「一枚板のメリットとデメリット」のご紹介は以上です。次に「一枚板購入前に知っておきたい専門用語」について、ご紹介いたします。

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一枚板購入時の基礎知識

一枚板が通常の家具と大きく違う点は、無垢材で出来ているということです。無垢材で出来ているという事は、割れや反りなどが発生する可能性があり、その変化も楽しめることが、通常の家具と異なる一枚板の特徴でもあります。割れたり反ったりした場合、修理してくれる家具店や一枚板専門店もありますが、もともと工務店などに対して一枚板を販売しているような材木店や銘木店は、「一枚板は、必ず変化するもの。」という前提条件のもと小売販売を行なう店舗も沢山あります。一枚板を購入するということは、割れや反りが発生するものという点を必ず理解した上で、購入する事がとても大切になってきます。自然のままの素材である無垢材で出来た一枚板は、「触れたり眺めたりすると自然のパワーを感じる。」という方もいれば、「世界にたった一つしかない完全オリジナルな家具。」という点に魅力を感じる方も多くいます。でも、そんな魅力的な一枚板を実際に購入しようとすると、「どこで購入できるのだろう?」、「どんな種類があるんだろう?」、「含水率って何?」、「割れや反りが発生しない一枚板って無いの?」、「価格が安い無垢材から自ら塗装まで仕上げられないの?」といった沢山の疑問が出てきます。一枚板を購入する側の立場で、いろいろと疑問に思った事などを自らの体験談をもとに、一枚板購入前の基礎知識としてまとめてみました。

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一枚板関連リンク

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