柾目の使い分けについてご紹介いたします。
柾目の使い分けについて
柾目自体に格式があるので、真・行・草の真の部屋に用いられて来ましたが、天井高が高い為、糸柾目を天井に張り上げても見映えがしません。かえって中荒柾を用いた方が見映えがします。細工物や視線が近い物などは、糸柾を昔から使う傾向があります。
以下は樹種による柾目の違いです。
柾目はどれを取っても柾目の端正や落ち着いた雰囲気を醸し出します。少し前までは、寝室には杉柾目を使い、母堂室には桐柾目、書斎には桧天井と使い分けをしていました。
柾目の使い分けについてのご紹介は以上です。続いて柾目について、柾目の木取り、葉節(はふし)・針節(はりぶし)、柾目の評価が低い理由、柾目挽きの基本、柾目のランク、柾目の使い分けに分類しながらご紹介いたします。
柾目について
柾目について、柾目の木取り、葉節(はふし)・針節(はりぶし)、柾目の評価が低い理由、柾目挽きの基本、柾目のランク、柾目の使い分けに分類しながらご紹介いたします。また、杢目(もくめ)の種類でご紹介させていただいております柾目杢(まさめもく)についてもあわせてご確認ください。
”木のいろはにほへと”わかりやすい木のお話し
一枚板比較では、木を愛してやまない方々の為に、もっとわかりやすく”木のいろはにほへと”と題して、木について解説するコーナーを新設しました。
50年近くも木に携わって来た方(木喰虫さん)のお話しです。普段聞けないお話しも飛び出すかもしれません。