キソサンケイクリ(木曽山系栗)の一枚板に出ている綺麗な縮杢です。現在保有している栗の一枚板では、縮杢、たくり杢、玉杢、瘤杢が出ています。特に高樹齢(老木)の栗ほど、複雑で繊細な杢目を見る事ができます。
目次
クリチヂミモク(栗縮杢)
概要
クリ(栗)の概要です。
- 産地:日本、朝鮮半島
- 科・属:ブナ科クリ属
- 樹形:広葉樹
- 気乾比重:0.55
栗(クリ)の杢目の種類
栗(クリ)に出る杢目には、以下の種類があります。
上記内容は、家具店、一枚板専門店、材木店、銘木店で得られた情報や、実際に購入した端材、古材、一枚板を手にした時の個人的主観でまとめている情報などが含まれております。木の種類についてより詳しい内容を知りたい場合は、市販の樹種事典を参考にされることをおすすめいたします。
栗(クリ)の一枚板
クリ(栗)は、ブナ科クリ属の広葉樹です。クリの木は、縄文時代から日本人となじみがある木です。耐久性、耐水性に優れているため、家屋の土台や、電車の枕木などにも利用されてきた頑丈な木です。高樹齢な栗材の表情はとても豊かです。虫喰い跡、入り皮などが入りやすい樹種になりますが、中には綺麗で巾広な良材も極希に見かけます。栗の玉杢、栗の縮み杢は比較的みかけますが、栗の瘤杢は大変貴重です。高樹齢な老木栗の一枚板(木曽山系栗の一枚板)となると、一枚板の全面に繊細で綺麗な杢目が入ります。
木の種類
無垢材(一枚板、古材、端材)に利用される木の種類を外材、唐木材、国産材別に以下のページから確認できます。