後平角(ごひらかく)についてのご紹介です。
後平角(ごひらかく)について
大面部分を基準にして、「A」の正角(しょうかく)より、奥行抱(だき)の長さが長い材(「B」)を後平(ごひら)と呼びます。「C」の場合、天井(見上げた時の正角の竿縁(さおぶち)と趣を変え、「C」の様な形にした物を”後平の竿縁”と呼びます。
写真は、屋久杉の竿縁(さおぶち)です。天井を見上げた時一般的には、「A」の正角を用いますが、「B」「C」の様に、後ろを落としたデザインにすると、軽快な感が演出できます。
後平角(ごひらかく)についてのご紹介は以上です。続いて丸材から板材への変化についてをご紹介いたします。
角材(かくざい)について
角材(かくざい)について、角柱のサイズによる呼び方、柱材の名称、化粧面の表示(無地)、四方柾柱(しほうまさばしら)、前杢柱(まえもくばしら)、後平角(ごひらかく)、丸材から板材への変化、角材についての復習に分類しながらご紹介いたします。
”木のいろはにほへと”わかりやすい木のお話し
一枚板比較では、木を愛してやまない方々の為に、もっとわかりやすく”木のいろはにほへと”と題して、木について解説するコーナーを新設しました。
50年近くも木に携わって来た方(木喰虫さん)のお話しです。普段聞けないお話しも飛び出すかもしれません。