柱材の名称について、芯持ち柱材、芯去り柱材、芯噛み柱材に分類してご紹介いたします。
柱材の名称について
芯持ち柱材
丸太の中央部の芯(しん)を中心に木取りされているので、芯持ち柱と呼ばれます。
材の乾燥や、材の割れを防ぐ為、木の裏側に背割(せわれ)と称して、鋸道(のこみち)を入れます。
芯去り柱材
芯を避けて、木取りされた柱は、芯去り(芯が無い)柱材と呼ばれます。別名、打ち抜き材とも言われます。
芯噛み柱材
芯が材の面、長さの一部分や長さ一杯に芯跡や芯の一部が入っている柱材を芯噛み(かみ)柱材と言います。面積、体積の無い丸太から挽いた材に見られます。松や唐木(からき)輸入材、黒檀、紫檀、鉄刀木(たがやさん)などの柱が該当します。
柱材の名称についてのご紹介は以上です。続いて化粧面の表示(無地)についてをご紹介いたします。
角材(かくざい)について
角材(かくざい)について、角柱のサイズによる呼び方、柱材の名称、化粧面の表示(無地)、四方柾柱(しほうまさばしら)、前杢柱(まえもくばしら)、後平角(ごひらかく)、丸材から板材への変化、角材についての復習に分類しながらご紹介いたします。
”木のいろはにほへと”わかりやすい木のお話し
一枚板比較では、木を愛してやまない方々の為に、もっとわかりやすく”木のいろはにほへと”と題して、木について解説するコーナーを新設しました。
50年近くも木に携わって来た方(木喰虫さん)のお話しです。普段聞けないお話しも飛び出すかもしれません。