ケヤキタクリモク(欅タクリ杢)の一枚板です。タクリ杢の”タクリ”は、着物や袴などの裾をタクリ上げた際に出来るシワ模様に似ている事に由来しています。タクリ杢は欅に限らず、栗のタクリ杢などもあります。ステッキ専門店「ラカッポ」(東京数寄屋倶楽部)で撮影させていただいたケヤキタクリモク(欅タクリ杢)の一枚板は、これぞタクリ杢と感じる一枚板です。
目次
ケヤキタクリモク(欅タクリ杢)
概要
ケヤキ(欅)の概要です。
- 産地:日本、朝鮮半島
- 科・属:ニレ科ケヤキ属
- 樹形:広葉樹
- 気乾比重:0.69
一枚板
ステッキ専門店「ラカッポ」(東京数寄屋倶楽部)で撮影させていただいたケヤキタクリモク(欅タクリ杢)の一枚板です。
梶本銘木店新木場本社「世界の優良銘木展示場」で撮影させていただいたケヤキタクリモク(欅タクリ杢)の一枚板です。
欅(ケヤキ)の杢目の種類
欅(ケヤキ)に出る杢目には、以下の種類があります。
上記内容は、家具店、一枚板専門店、材木店、銘木店で得られた情報や、実際に購入した端材、古材、一枚板を手にした時の個人的主観でまとめている情報などが含まれております。木の種類についてより詳しい内容を知りたい場合は、市販の樹種事典を参考にされることをおすすめいたします。
ケヤキ(欅)の一枚板
欅(ケヤキ)は、日本を代表するニレ科ニレ属の広葉樹です。欅(ケヤキ)は海外でも人気がある樹種で、海外では「ジャバニーズゼルコバ」の名で親しまれています。日本の気候は、世界でも稀な四季があるため、ケヤキに美しい杢目が出やすいという特徴がある点も海外からも人気の樹種である理由の一つです。ケヤキの杢目には、最高峰である如輪杢をはじめ、玉杢などの種類がよく出ます。また、ケヤキには青ケヤキと赤ケヤキがあります。欅(ケヤキ)の心材は、オレンジに近い褐色で、辺材は黄色に近い褐色をしています。
木の種類
無垢材(一枚板、古材、端材)に利用される木の種類を外材、唐木材、国産材別に以下のページから確認できます。