青ケヤキと赤ケヤキ

欅(ケヤキ)には、青ケヤキと赤ケヤキがあります。青ケヤキは、年輪幅が大きく若い木なのに対して、赤ケヤキは、年輪幅が小さい樹齢が高い木になります。

青ケヤキ

青ケヤキは、青木と呼ばれ年輪幅が広い若い木です。樹皮が青みがかっていることが名前の由来となります。年輪幅が広い木で出来た一枚板は、割れや反りなどの変化が出やすく、「暴れやすい」「動きやすい」とよく表現されています。

赤ケヤキ

赤ケヤキは、青ケヤキとは逆に年輪幅が狭い樹齢も経過した良木です。年輪幅が狭く曲がらず素直な木は割れや反りなどの変化が出にくく、青ケヤキと比較すると赤ケヤキの価格は格段に高くなります。

ケヤキ

ケヤキ

ケヤキ

欅(ケヤキ)は、日本を代表するニレ科ニレ属の広葉樹です。欅(ケヤキ)は海外でも人気がある樹種で、海外では「ジャバニーズゼルコバ」の名で親しまれています。日本の気候は、世界でも稀な四季があるため、ケヤキに美しい杢目が出やすいという特徴がある点も海外からも人気の樹種である理由の一つです。ケヤキの杢目には、最高峰である如輪杢をはじめ、玉杢、葡萄杢、笹目杢などの種類がよく出ます。また、ケヤキには青ケヤキと赤ケヤキがあります。

ケヤキ

一枚板の種類

一枚板テーブルとして販売される樹種は、大きく分けて海外から輸入される外材と、日本国内で伐採された国産材の2種類に分類されます。国産材は様々な美しい杢目が出て、表情がとても豊かな樹種が多いのに対して、ウォールナットなどの外材は、タンスや椅子など他の家具でも利用されている樹種であることから、インテリアとしての統一感を出しやすいということから人気が高いです。一枚板テーブルとして販売されている主な樹種について、以下のページでまとめています。

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一枚板人気ランキング

一枚板には沢山の樹種の種類があります。日本全国で一枚板を販売している店舗で取り扱われている一枚板樹種で在庫数が多いほど人気が高い事が言えます。実際に調査を行なってみたところ、ウォールナット一枚板として販売されている割合が最も高く全体の23.2%。続いて栃(トチ)が人気で7.3%。その次がブビンガで5.4%という割合となっています。

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