無垢材は、大きく国産材と海外から輸入される外材に分類されます。海外から輸入された樹種の事を外材と呼ばれています。海外の樹種はく国産材と比較して種類が様々です。森林破壊による違法伐採のため、特に希少価値が高まっている樹種については、毎年ワシントン条約の対象となり、今後希少価値が更に高まる可能性があります。
ワシントン条約に該当する一枚板に利用される無垢材の種類
一枚板は、一本の大きな原木から切り出されるテーブルです。希少価値が高く、一枚板を切り出すことができる原木の種類も限られています。また、一枚板の大きさが大きければ、大きいほど、その原木の樹齢は長い事を意味し、中には樹齢数百年、数千年というような木から切り出された一枚板も世の中には存在します。樹齢何百年、何千年という原木は、世界にも数が少なく、密輸取引などを防止するため、ワシントン条約によって、保護されている原木が世界には存在します。一枚板の無垢材として使われる原木のうち、ワシントン条約に該当する原木の種類を調べてみましたのまとめてみました。
「外材とは」のご紹介は以上です。次に「プレーナー加工とは」について、ご紹介いたします。
一枚板購入前に知っておきたい専門用語
私のように木を扱う仕事と無縁な方は、一枚板を購入しようと、様々な一枚板専門店に足を運ぶと、今まで聞いたことが無いような専門用語を数多く耳にすることがあるかと思います。本ページでは、一枚板を購入する立場で、一枚板購入前に知っておくと便利な専門用語についてまとめてみたいと思います。
一枚板購入時の基礎知識
一枚板が通常の家具と大きく違う点は、無垢材で出来ているということです。無垢材で出来ているという事は、割れ、反り、ねじれなどが発生する可能性があり、その変化も楽しめることが、通常の家具と異なる一枚板の特徴でもあります。割れたり反ったりした場合、修理してくれる家具店や一枚板専門店もありますが、もともと工務店などに対して一枚板を販売しているような材木店や銘木店は、「一枚板は、必ず変化するもの。」という前提条件のもと小売販売を行なう店舗も沢山あります。一枚板を購入するということは、割れや反りが発生するものという点を必ず理解した上で、購入する事がとても大切になってきます。自然のままの素材である無垢材で出来た一枚板は、「触れたり眺めたりすると自然のパワーを感じる。」という方もいれば、「世界にたった一つしかない完全オリジナルな家具。」という点に魅力を感じる方も多くいます。でも、そんな魅力的な一枚板を実際に購入しようとすると、「どこで購入できるのだろう?」、「どんな種類があるんだろう?」、「含水率って何?」、「一枚板テーブルの塗装の種類と違いって何?」、「割れや反りが発生しない一枚板って無いの?」、「価格が安い無垢材から自ら塗装まで仕上げられないの?」といった沢山の疑問が出てきます。一枚板を購入する側の立場で、いろいろと疑問に思った事などを自らの体験談をもとに、一枚板購入前の基礎知識としてまとめてみました。