和室用と洋室用、一枚板のローテーブル
一枚板は、リビングなどで利用される通常のテーブルと、和室などで利用されるセンターテーブルがあります。一枚板専門店、アトリエ木馬横浜ギャラリーを訪問して、一枚板のセンターテーブルを撮影してきましたのでご紹介いたします。
和室用
こちらは、和室での使用を目的として作られた一枚板のセンターテーブルです。奥は完全に和室用、手前は少し洋室っぽい部屋で利用しても似合いそうな雰囲気でした。
洋室用
こちらは洋室にあいそうな一枚板のセンターテーブルになります。ポプラの無垢材が利用されていて、くもりガラスとポプラの少し白っぽい色合いがとても上品が印象を受けました。
こちらも洋室に合いそうなセンターテーブルです。一枚板でできたベンチ型ソファーの背もたれのさわり心地がとてもよかったです。
一枚板の脚について
一枚板の脚は、大きく分けて木製、スチール製、アクリル製の3種類に分けられます。普段、一枚板では無いダイニングテーブルに慣れ親しんでいると、一枚板の天板と脚がどのようになっているのかよく分からないかと思います。私も一枚板を選び始めた頃は、一枚板テーブルの脚ってどのようになっているんだろう?と疑問でした。一枚板を販売している店舗によって、販売方針が異なるのですが、一枚板と脚を固定しないで販売する店舗と、一枚板と脚を固定して販売する店舗の2種類に分かれてきます。脚の上に一枚板を固定せず乗せるだけで販売している店舗は、一枚板の天板を裏表ひっくり返しながら利用する事を想定していたり、貴重な一枚板に脚を固定する際の加工を行なうのはもったいないとの理由から一枚板と脚を固定せずに販売しています。
一枚板購入時の基礎知識
一枚板が通常の家具と大きく違う点は、無垢材で出来ているということです。無垢材で出来ているという事は、割れ、反り、ねじれなどが発生する可能性があり、その変化も楽しめることが、通常の家具と異なる一枚板の特徴でもあります。割れたり反ったりした場合、修理してくれる家具店や一枚板専門店もありますが、もともと工務店などに対して一枚板を販売しているような材木店や銘木店は、「一枚板は、必ず変化するもの。」という前提条件のもと小売販売を行なう店舗も沢山あります。一枚板を購入するということは、割れや反りが発生するものという点を必ず理解した上で、購入する事がとても大切になってきます。自然のままの素材である無垢材で出来た一枚板は、「触れたり眺めたりすると自然のパワーを感じる。」という方もいれば、「世界にたった一つしかない完全オリジナルな家具。」という点に魅力を感じる方も多くいます。でも、そんな魅力的な一枚板を実際に購入しようとすると、「どこで購入できるのだろう?」、「どんな種類があるんだろう?」、「含水率って何?」、「一枚板テーブルの塗装の種類と違いって何?」、「割れや反りが発生しない一枚板って無いの?」、「価格が安い無垢材から自ら塗装まで仕上げられないの?」といった沢山の疑問が出てきます。一枚板を購入する側の立場で、いろいろと疑問に思った事などを自らの体験談をもとに、一枚板購入前の基礎知識としてまとめてみました。