人面杢(じんめんもく)・人面杢目(じんめんもくめ)のご紹介です。

人面杢(じんめんもく)・人面杢目(じんめんもくめ)

写真①は、樹齢400年を超す栃(トチ)の幹廻り1/8の割り肌です。人間の4倍近く自然の中で、四季にもまれ生き抜いてきた老木の生き様が樹木の瘤状の凸凹に現れている気がします。

栃(トチ)老木の樹肌

写真①:栃(トチ)老木の樹肌

栃(トチ)老木の樹肌(上段)

写真②:栃(トチ)老木の樹肌(上段)

栃(トチ)老木の樹肌(中段)

写真③:栃(トチ)老木の樹肌(中段)

栃(トチ)老木の樹肌(下段)

写真④:栃(トチ)老木の樹肌(下段)

写真②③④は、長さ3メートルの栃瘤肌を3分割に撮影した写真です。私の事務所に立掛けていて、暇な時にいつも眺めていますが、何度眺めても飽きません。写真②は、ヘソを曲げた蛙顔に見えます。写真①は、ビリケンに見え縁起が良く運気が上がるような気がします。写真③は、サンタクロースや東北地方のナマハゲの鬼面にも見えます。オブジェ感覚で置いていますが、声を掛けたくなります。

写真⑤は、今までいろいろな材を挽いて来て面白い瘤杢の一つです。人の顔に似ていませんか?縄文時代の埴輪(はにわ)で有名な縄文のビーナスにも似ています。一時マスコミが人面犬、人面魚と騒ぎ立てた時代がありましたね!人面杢(じんめんもく)です。

面白い瘤杢の一つ

写真⑤:面白い瘤杢の一つ

杢目(もくめ)の種類

木の杢目(もくめ)には様々な種類があります。図は一本の杉原木からのいろいろな杢目を木取るイメージとなっていますが、このイメージから把握できる通り、同じ樹種でも木取る場所が異なれば、違う杢目(もくめ)が現れます。杉の例となりますが、杢目を木取る区分としては、白太(辺材)(しらた)、純白・白杢(じゅんぱく・しらもく)、源平・耳白杢(げんぺい・みみじろもく)、上杢目(じょうもくめ)、笹杢・中笹杢目(ささもく・なかささもくめ)、中板目(なかいため)、中杢目(なかもくめ)、追い柾・荒柾(あらまさ)、本柾目(ほんまさめ)に分類されます。杢目(もくめ)の種類をご確認いただく前に、木目(もくめ・きめ)と杢目(もくめ)の違いについて杢目(もくめ)と斑杢(ふもく)の違いについて杢目はどうして生まれるのか?も合わせてご確認ください。

杢目(もくめ)の種類


”木のいろはにほへと”わかりやすい木のお話し

木喰虫一枚板比較では、木を愛してやまない方々の為に、もっとわかりやすく”木のいろはにほへと”と題して、木について解説するコーナーを新設しました。

50年近くも木に携わって来た方(木喰虫さん)のお話しです。普段聞けないお話しも飛び出すかもしれません。

”木のいろはにほへと”わかりやすい木のお話し