ジンダイトチ(神代栃)の一枚板

ジンダイトチ(神代栃)の一枚板

神代栃は、神代の中でもなかなか見かけない種類になります。栃は、白い色合いが強ければ強いほど、白栃という言葉があるように、希少価値が高まりますが、神代栃は何千年もの長い間、地中に埋もれていたころから、色合いはこげ茶っぽい色合いをしていることが多くあります。栃といえば、リップルマークと呼ばれる波状杢で有名な銘木です。長い年月地中の中で炭化が進むことによって、栃本来の白色は失われていきますが、杢目は神代になっても残り、黒神代になればなるほど更に美しい杢目が浮かび上がってくるのも特徴的です。神代栃は、端材であったとしても、現在は入手が難しいようです。

ジンダイトチ(神代栃)

概要

ジンダイトチ(神代栃)の概要です。

  • 産地:日本
  • 科・属:トチノキ科トチノキ属
  • 樹形:広葉樹
  • 気乾比重:0.53(栃の気乾比重)

ジンダイ(神代)の種類

ジンダイ(神代)には、ジンダイカツラ(神代桂)ジンダイクス(神代楠)ジンダイクリ(神代栗)ジンダイケヤキ(神代欅)ジンダイスギ(神代杉)ジンダイタモ(神代佛)ジンダイトチ(神代栃)ジンダイナラ(神代楢)ジンダイニレ(神代楡)などの種類があります。

ジンダイカツラ(神代桂)

ジンダイカツラ(神代桂)の一枚板

ジンダイカツラ(神代桂)

ジンダイクス(神代楠)

ジンダイクス(神代楠)の一枚板

ジンダイクス(神代楠)

ジンダイクリ(神代栗)

ジンダイクリ(神代栗)の一枚板

ジンダイクリ(神代栗)

ジンダイケヤキ(神代欅)

ジンダイケヤキ(神代欅)の一枚板

ジンダイケヤキ(神代欅)

ジンダイスギ(神代杉)

ジンダイスギ(神代杉)の一枚板

ジンダイスギ(神代杉)

ジンダイタモ(神代佛)

ジンダイタモ(神代佛)の一枚板

ジンダイタモ(神代佛)

ジンダイトチ(神代栃)

ジンダイトチ(神代栃)の一枚板

ジンダイトチ(神代栃)

ジンダイナラ(神代楢)

ジンダイナラ(神代楢)の一枚板

ジンダイナラ(神代楢)

ジンダイニレ(神代楡)

ジンダイニレ(神代楡)の一枚板

ジンダイニレ(神代楡)


上記内容は、家具店一枚板専門店材木店、銘木店で得られた情報や、実際に購入した端材古材一枚板を手にした時の個人的主観でまとめている情報などが含まれております。木の種類についてより詳しい内容を知りたい場合は、市販の樹種事典を参考にされることをおすすめいたします。


ジンダイ(神代)の一枚板

神代とは、はるか2500年から2600年も昔、火山の噴火などによって地中に埋められてしまっていた埋もれ木の名称です。数少ない銘木として、神代木とも言われています。中には火山灰だけでなく、川底に何千年も前から埋まっており、河川工事などによって掘り起こされることがあります。神代木は、端材、数珠、箸置き、花台、工芸品、高級建築、一枚板などの利用用途があります。灰褐色である独特の色合いから、一般ユーザ好みというよりは、マニア向けの材です。希少性という点に着目すれば、価値は高いと感じるのですが、「現代における利用用途は何?」となると、扱いがとても難しい材です。

ジンダイ(神代)の一枚板



木の種類

無垢材(一枚板古材端材)に利用される木の種類を外材唐木材国産材別に以下のページから確認できます。

木の種類

一枚板の種類

一枚板の種類には、杢目木の種類の2つの組み合わせが基準となってきます。それぞれの内容について、以下のページでまとめています。

一枚板の種類