全てが唯一無二の一枚板。希少価値を決めるポイントは希少性です。珍しい樹種で、ダイニングテーブルにも利用できる幅が90cm以上の一枚板となってくると、かなり高額となってきます。木の選定は不思議なもので、その人自身の価値観がとてもよく現れます。ギラギラした杢目が詰まった一枚板を毎日眺めながら食事をしていると疲れてしまうという方もいますし、樹種にこだわりは無く、見た目が古材風でビンテージ感がある一枚板がおしゃれで好きという方もいます。他人に惑わされることなく、自らの価値観でお気に入りの一枚板を探す事が最終的にはベストです。

希少価値が高い一枚板

ワシントン条約に該当

一枚板として利用される無垢材の中には、ワシントン条約に該当する樹種が中にはあります。特に希少価値が高いのがローズウッドと呼ばれる無垢材です。その中でも最高級の無垢材は、ブラジリアンローズウッドです。ワシントン条約の附属書Ⅰに該当する無垢材のため、商用目的での国際間取引は完全に規制されているため、新規で海外から輸入できる可能性はほぼゼロです。また近年では、ローズウッドの他にもブビンカもワシントン条約の附属書Ⅱに該当してきたため、価格が上昇する可能性が非常に高い無垢材です。ローズウッド、ブビンガの特徴として、心材の赤褐色が強く、木目が大変美しいという点があります。木目が複雑になればなるほど、更に希少価値は高まり、価格も高額になってきます。ワシントン条約に該当する一枚板に利用される無垢材の種類については、以下のページでまとめています。

ワシントン条約に該当する一枚板に利用される無垢材の種類

伐採が規制されている産地

一枚板に利用される無垢材は、同じ木の種類によっても、産地の違いが存在します。例えば、ワシントン条約に該当するローズウッドの中でも、ブラジリアンローズウッドと呼ばれる南米原産のローズウッドであれば、ワシントン条約の中でも附属書Ⅰに該当しているため、取引を行なうことができないためとても希少価値が高いです。国内の分かり易い例だと、の中でも屋久杉は非常に高価。というと、同じ木の種類でも産地によって大きく希少価値が変わってくるというのがイメージできるかと思います。一枚板に利用される無垢材の主な産地は、以下のページでまとめています。

樹種の種類

杢目の美しさ

一枚板は、杢目の美しさによって、価格が上昇します。杢目とは、一枚板の表面にある模様です。木目は、年輪を意味します。一般的に知られている杢目の種類は、20種類前後あります。中でも価格が上昇する杢は、玉杢泡杢などとよばれる複雑な形状をした杢目になります。

杢目の種類

節や芯が無い板

木には必ず枝があります。枝がある部分には必ず節ができるのですが、見た目の美しさという点において、節が無い板の方が価格は高くなります。また、木の幹の中心(年輪の中央部分)には必ず芯があります。芯も節と同じく、乾燥過程において割れやすい部分となります。したがって、節や芯が無い板は重宝されます。

割れ、反り、ねじれが発生しにくい一枚板の見分け方

幅の広さ

一枚板の幅は、木の太さによって決まってきます。木の太さがあればあるほど、その木の樹齢は長いことを意味し、樹齢何百年、何千年という木も中には存在します。

縦の長さ

一枚板には、縦の長さが2メートル、3メートル、4メートルを越えるような無垢材があります。縦の長さが長ければ長いほど、完成までの手間もかかっており、価格は高額になっていきます。

板の厚さ

日本国内で購入できる一枚板の板の厚さは、ほとんどが6センチ以下です。10センチ、10センチ以上の厚さの一枚板を見かけることはほぼありません。板の厚さが厚ければ厚いほど、その一枚板の迫力や重厚感が高まります。その反面、厚みがあると重たく移動が難しいというデメリットもあります。

一枚板テーブルに利用される無垢材の種類

一枚板テーブルは、国産と輸入ものがありますが、主に次のような樹種の無垢材が使われています。アサメラ、アフリカンマホガニー、アメリカンブラックチェリー、イロコ、ウエンジ、ウォールナット、クス、クリ、クルミ、ケヤキ、サペリ、セン、タブ、タモ、トチ、ナラ、パドック、べリ、モンキーポッド。それぞれの無垢材の特徴について、以下にまとめていきます。

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